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強い人の言葉

日本時間 3/11(金)14時46分、東北地方太平洋沖地震発生。
被害拡大の情報・救援物資の不足が続いています。

学生時代仙台で6年過ごしたため、
行ったことのある場所、知っている場所の変わり果てた映像が流れてきて胸が痛いです。
本当に辛いです。夜中にテレビをつけて一番最初に目に飛び込んできたのは、あの仙台空港が既に水没している映像でした。いまも信じられません。

宮城・福島に住んでいる友人のなかには、
沿岸部に実家を持つ者がいてとても心配です。

いまの時点で、いくつか連絡を取れたなかには、
家の中がめちゃくちゃになった仙台の友人、
医療従事者のため、病院から帰宅することができず、家族と再会できていない塩竈の後輩、
無事が確認される前、家族が多賀城の海岸沿いで働いていた後輩、
地震から2日後、朝6時から給水行列に3時間並んでも全く進まないと言っていた いわきの友人がいました。

地震を経験したすべての知人が恐怖・今後の不安を抱えています。

いま日本が一心になっている姿、被災地で暴動が起きない光景がアメリカで話題にされています。
数えるほどですが、救助のニュースも届き始めました。
海外では日本は地震で危険と言われる国で、過去にも大きな被害を受けてきて、
「なぜ日本人はあんな不安定な地盤の上に住むのか」という声も周りにあります。
でもそれ以上に、皆が知っているのは、日本に対する愛着、育ってきたルーツ、故郷の存在、その土地の風土を大切に想うからこそ、何度も復旧復興を繰り返してきたという事です。

下の動画を見た人は沢山いると思いますが、力強い言葉がYouTubeで話題になっています。チリ津波よりもはるかに深刻な被害なのに、泣き崩れるほどの精神的なショックがあるはずなのに。。。
自分たちも次世代の人もこんな強さを常に持ち続けられたらと願いたいです。
(ただ、僕は海外に居ながら全ての建物が倒壊している背景をYouTubeで目の当たりにして愕然としています。)


被災地以外の市街地でさえ生活物資が不足している状況。
ヘドロによる感染症の恐れ、災害関連死の懸念、
そして、気温低下によるインフルエンザウィルス感染を悪化させる天候。
遠く離れた場所で何もできなくて、ただただ心配して泣くだけですが、
希望を強く持って、一日も早い復興をお祈りしています。
by ashimayu27 | 2011-03-16 05:13 | 出来事